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2016-08-01

好きを仕事にする【大ナゴヤ大学】


大ナゴヤ大学

「街中がキャンパス」、「誰もが先生、誰もが生徒」をコンセプトに、学びの場づくりをしている大ナゴヤ大学が開催する授業「“自分の自転車”をもっと楽しむ~あなたにぴったりの自転車選び~」に参加してきました。

教室は、自転車を自分でメンテナンスするためのレンタルピットやメカニックスクールなども開催している「CULTURE CLUB」さん。先生は、そこで店長兼メカニックをしている横山誠さんです。

大ナゴヤ大学

誰もが一度は乗ったことがあり、身近な自転車ママチャリ。ママチャリは、ロードバイクなどと比べると全然前に進みません。それでも、乗り方などを少し変えるだけで、すごく乗りやすくなるそうです。授業では、このママチャリを快適に乗る方法を教えてもらいました。授業内容の詳細を知りたい方は、大ナゴヤ大学のこちらのページをご覧ください。

大ナゴヤ大学

横山さんのプロフィールには、「大学在学中に自転車を好きになり、日本中を自転車で旅すると共にダウンヒルレース活動も行う。大学卒業後、自転車店へ勤務しながらレース活動を続ける。レース活動終了と共にバイクメッセンジャーに転職。30歳でより深くMTBに乗るためにカナダに渡る。帰国後、Circlesにて働き始め今に至る。自転車しかない人生ですね。」と書かれていて、これだけで十分自転車好きが伝わってくるのですが、授業の時にお話する姿をみて、自転車への想いがより伝わってきました。

授業の最後に、以下のようなことをお話されていました。

「最初は、ママチャリでいいと思います。どこまでも走って行ける、行ったことのない道を見つけて行くなど、道を自分で決めて行ける楽しさが自転車にはあります。

また、空気を入れる、サドルを上げる、チェーンに油をさすなど、自分でさわれるので、それだけ実践してもらうだけで、自分の自転車に愛着がわきます。

知り合いの話しですが、自転車を買って1ヶ月ぐらいで10km走れるようになり、 1年後には100km。それからも少しずつ距離がのびていって、最終的には、160kmある京都まで走れるようになりました。このように、自分が成長していくのを楽しめる乗り物でもあります。

楽しく乗っていけるのりものなので、ぜひぜひたくさん乗ってください!」

自分の関わり方次第で変化してく自転車は、はたらくに似ているなとなんだか感じました。横山さんの自転車に対する愛情があるからこそ出てきた言葉。好きを仕事にしている方のお話、もっと色々と聞きたくなりますね。

写真:あいざわけいこ

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