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2018-02-06

地域でしかできない仕事と何処でもできる仕事【しごとバー@名古屋「どこにいても、はたらけナイト」開催レポート】


しごとバー名古屋

しごとバー@名古屋は、さまざまな働き方、生き方をしている方をバーテンダーとして迎え、”はたらくこと”について楽しくお酒を飲みながら語るイベントです。日本仕事百貨さんが東京で開催しているしごとバーの名古屋版。NPO法人G-netさんと大ナゴヤ大学はたらく課の2団体が恊働で企画・運営しています。

1月31日(水)に開催されたしごとバー@名古屋どこにいても、はたらけナイト」の開催レポートをお届けします。ゲストは、『ビジネスを通じて人々の可能性を最大化させる』というヴィジョンを掲げ、東京都内でストアビジネスを展開する株式会社ゲイトの桑名オフィスセンター長兼社長秘書、三重のWEBマガジンOTONAMIEの副代表兼ライターの福田ミキさん。

しごとバー名古屋

しごとバー@名古屋は、ドリンクを飲みながらゆるく始まります。(※最初にお酒がない場合もあります。)既に、ドリンクを飲んでいる方が多数ですが、開催時間になると、皆で乾杯してから始まります。まずは、福田ミキさんのお話を伺います。

福田さんは、3年前に、旦那さんの転勤で東京から三重県桑名市に移住。しばらくの間、習い事に通うなど無職生活を楽しんでいたが、失業保険がきれると急に不安になり、こののままじゃダメだと思い、就活をはじめます。

銀行でのキャリアを活かして就活をしようとハロワークに相談に行くと「デスクワークだと、自分の意見を言うことを受け入れてくれる文化は、桑名の企業にはないよ。改善しましょうとか、何の為にその作業をやるのと聞くと鬱陶しがられる。言われたらように仕事をする事務員さんが、桑名では重宝されます。」と言われたそう。

そんな環境で働くのは嫌だなと、ネットサーフィンをしていた時に、面白い会社を見つけ、そこにアプローチ。3日後に、社長自らが桑名に会いに来てくれて、直に今までのキャリアを使って仕事をしていくことに。

「中小企業も強いバックオフィスを持つべきだとゲイトという会社は考えていて、私もバックオフィスは大好きだったので、こういうことできますと双方でアイデアを出しながら、ゼロからテレワーク施設を桑名につくりました。」

それにしても展開が早いですね。桑名に住みながら、地元企業への就職は諦め、東京の企業にアプローチしてしまう福田さんの行動力もすごいですが・・・。テレワークの仕事で、具体的に気をつけていることのお話もあったので、一部紹介します。

・私じゃなければいけないこと、あたなじゃなければいけないこと、誰でもできることに分けて考えて、誰でもできることは、リモートで時間が空いている人がやればいい。

・間違えるのは、その人が悪いのではなくて、作業フローに問題がある。間違い=実験結果です。そういった感覚で業務改善を進めています。

・単純作業をしていれば仕事をしている気になるけど、その作業をなくして、暇という感覚をつくる。そうすることで初めて、次の仕事をとりにいくきがおこる。


しごとバー名古屋

一方で、福田さんは、誰にでもできる仕事を切り出しテレワークというスタイルで仕事をする傍ら、桑名(三重)にいないとできないこと、桑名(三重)でしかできないOTONAMIEというwebメディアの運営にも関わっています。

「OTONAMIE」は、三重県に暮らしている人やゆかりのある人たちが記者となり、自分たちの地元の良さを発掘・発信していくサイトで、100人以上の方が記者として関わっています。(OTONAMIEの記者に興味がある方はこちらをご覧ください。)

記事のネタを探すためにまちで起きていることにアンテナをはり、それを記事にして発信することで、「それが知りたかった!」「記事を書いてくれてありがとう!」など、ありがとうの連鎖が起きています。

暮らしている人にしかわからない情報を記者の皆さんが発掘してくるので、新聞やテレビの方々も参考にしてくれていて、それがネタになってさらにまちの情報が広がっていきます。


しごとバー名古屋

前半は福田さんのプレゼンを聞き、後半は席も自由になり交流の時間になります。三重県にゆかりのある方がたくさん参加していたこともあり、近くの席に座った方々の中でも会話が弾んでいました。

今回の「どこにいても、はたらけナイト」で、その地域でしかできない仕事も生まれている中で、自分は何処で働きたいのかを考えることも、これからのはたらくをつくるうえで大事な要素かもしれません。

しごとバー@名古屋は、一人で参加される方が多く、テーマによって参加する方の顔ぶれも毎回異なります。月に1回程開催しているので、気になるテーマがある、はたらくことについて考えたい、お酒が飲みたくなったときなど、気軽に立ち寄ってください。