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2016-08-04

空き不動産を使ってまちを元気にする【善光寺門前町界隈】


マイルーム

まちを面白くする事例を学びに、岐阜市で建築を中心に、インテリア、家具、イラスト、まちづくりなどいろいろなデザインを手がけているミユキデザインさんが企画している『「空き家」の未来をデザインしよう』に参加してきました。

ゲストは、長野市の善光寺門前町界隈の空き不動産を使って、まちを元気にする取組みをされている株式会社MYROOM代表の倉石智典さん。

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倉石さんは、自分の仕事を5つのカテゴリーに分類して説明。特に、空き家を見つける「ストックプランニング」、物件の借り主の想いを物理な面で具現化する「リノベデザインビルド」、物件の借り主の想いに寄り添いながら一緒に考える事業計画づくり「プロジェクトマネジメント」をグルグルとまわすことが大事とのこと。

このサイクルを様々な方と手を組みながら、1つの物件を1事業としてとらえ動かし、空き不動産の発掘、事業計画づくり、設計(リノベーション)、維持管理などをトータルに請け負うことで、会社としても持続可能な収益を得る工夫をされていました。続けていくには、想いだけでなく、経営感覚も必要ですね。

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活動をはじめて5年が経過しても9割以上の方が事業を継続しているそう。しかも、その数80件以上。事前の「プロジェクトマネジメント」の部分で、借り主の方の想い汲み取るのと同時に、しっかりとお金も含め事業にも向き合う状況をつくっているからこそなのかなと感じました。

一人一人が面白がりながら”はたらく”ことが積み重なって、まちが面白くなっていくのかな・・・。

倉石さんが活動してる長野市の善光寺門前町界隈エリアにも訪れてみたくなりました。