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2020-07-28

東海圏の魅力を「可視化」「価値化」する。「ナゴヤを面白がる」ことで事業の可能性はどこまでも広がる。|大ナゴヤツアーズ【募集中】


「ナゴヤを面白がる人を増やしたい」

そんなシンプルで力強い思いのもと、東海圏のローカルな魅力を、新たなコンテンツとして世に送り出している「大ナゴヤツアーズ」をご存知ですか。

名古屋を中心とする東海圏の、食、歴史、文化、産業などを満喫できる、多彩な体験型ツアープログラムを開発しています。2017年の事業開始以来、約700のツアーを実施し、約7700人が参加(2020年7月時点)。ツアーのバリエーションも幅広くなっています。大ナゴヤツアーズの特徴のひとつは、各テーマに造詣が深い地域のガイドさんたち。自分の大切なもの、大好きなものについて愛を込めて語るガイドさんと出会い、まちの人の魅力を発見できるのも醍醐味です。


今回は、大ナゴヤツアーズの運営に関わるスタッフを募集します。ツアーの進行、事務局のフォローから、既存事業の改善、新記事業のサポートまで、挑戦できる業務は様々。みなさん自身のキャリアやスキルを生かした提案もできるお仕事です。
事業開始から3年、大ナゴヤツアーズの事業は、ツアーにとどまらず進化を続けています。新しくなにか始めたいあなた、東海圏で地域に関わりたいと思っているあなた。可能性が開ける場所はここかもしれません。

大ナゴヤツアーズの事務所があるのは、名古屋市中区の大須商店街からも程近いビルの一室。大ナゴヤツアーズだけでなく、東海圏の魅力を掘り起こし、発信する事業に関わる人たちが集う刺激的な場所です。事務所を訪ねて、大ナゴヤツアーズ代表の加藤幹泰さんと、事務局スタッフの菅原裕人さんにお話をうかがいました。

代表の加藤さんは、大ナゴヤツアーズ発足前は、学びの場づくりを通してまちを大切にする人、地域で活躍する人を育てる「大ナゴヤ大学」の2代目学長を勤めていました。「ナゴヤを面白がる人を増やす」は当時からの合言葉。「授業」という形で東海圏のあちこちでローカルな面白さを掘り下げ、発信してきました。学長として活動する中で強く感じたのは、地域の魅力の可視化と価値化だったと語ります。


「名古屋は「魅力のない街」と注目されたこともありますが、みんな気づいていないだけで、東海圏にはたくさんの魅力があります。僕自身、大ナゴヤ大学で素敵な人や営みと出会ってきました。そうした地域の魅力を、地元の人がもっと楽しめるように可視化したいと考えたんです。例えば、休日に買い物やレジャー施設へ行くのもいいけれど、今まで知らなかった面白いスポットへ足を運ぶのもいい。生活にちょっとしたプラスの変化が生まれますよね。東海圏で育まれてきた魅力のコンテンツ化は、他所のまちを楽しみたい観光客の方々にも喜んでもらえるはずだと思いました」

「同時に、「お金を払ってもいい」と思えるクオリティーのツアーを提供し、安定的に事業を続けていけるように価値化することも不可欠です。可視化と価値化にこだわりを持って、丁寧にツアープログラムをつくっています。おかげさまで、事業として回していける仕組みを整えられました」

大ナゴヤツアーズのプログラムのほとんどは、加藤さんがガイドさんたちと相談しながら企画してきたものです。さらに、東海圏の魅力を可視化するチャレンジは、新たな事業も生み出しています。2020年5月には、「名物より好物」を集めた名古屋のガイドブック「LOVERS’ NAGOYA」のvol.1を刊行。さらに今は、東海圏の宿泊施設と連携した新事業を考えている真っ最中です。

「旅行というと遠出するイメージですよね。でも、近場で一泊するのも違った面白さがあります。海の見える宿で仕事をしながら泊まってみたら、心に余裕ができるかもしれません。ひとりの時間を過ごしたい人や、たまには環境を変えて仕事したい人のニーズに合致する、東海圏での新しい過ごし方を提案してみたい」

「こうした事業はすべて、みんなが日々「こうだったらいいな」と思っている願いをサービスとして表現したものです。テレビを見ながらふと抱く、「酒蔵の中に入ってみたい」とか「この果物、収穫して食べてみたい」といった思いに応えたい。東海エリアで暮らす人たちと目線を揃えながら、地域資源を編集することが大ナゴヤツアーズの役目です」

「まちにはそこで熱い思いをもって活躍する人たちがいます。ガイドさんも、宿泊施設のみなさんも、力を合わせながら一緒に地域の価値を高めて、お互いにプラスになるナゴヤを面白がれる事業を創造していきたいです」

では、具体的にはどんなツアーがあるのでしょう。事務局スタッフの菅原さんが、ツアーの写真を見ながら、紹介してくださいました。創業70年の老舗納豆メーカーに入り込めるツアー。「なんでも貸します近藤産興♪」のCMでおなじみの近藤産興の倉庫へ潜入するツアー。妖怪に詳しいガイドさんと、まちで語り継がれた妖怪のエピソードをたどるまち歩きツアー。猟師さんの指南のもとで狩猟体験や鹿の解体を体験するジビエツアー。「体験型ツアー」といっても、その形式も実に多種多様です。大ナゴヤツアーズとガイドさんの協力による創意工夫の跡がうかがえます。
歴史や食などの文化を通して変わるまちへの目線。よく耳にするけれど、実はあんまり知らないことを全身で体感できる機会。テーマにきちんと寄り添って組み上げられたツアーだからこそ、いくつもの発見があるのだろうと感じました。事務局側で多彩なツアーを俯瞰的に見られると、新しい発見によって東海圏のイメージがどんどん変わっていきそう。大ナゴヤツアーズのnoteでは、過去のツアーのレポートなど発信しています。


ツアープログラムを紹介してくれた菅原さんにも、お仕事について聞いてみました。菅原さんは、勤めていた印刷会社を退職した後、「やっとかめ文化祭」※1のスタッフを経て、大ナゴヤツアーズとのご縁ができたそうです。現在は加藤さんと二人三脚で、固定の有給スタッフとして、事務方を一手に担っています。菅原さんのお仕事はどんなものかというと…


「各ツアーの現場での進行は、有償ボランティアの「ツアーズリーダー」のみなさんと一緒に行っています。現場でリーダーさんが迷うことなく、動きやすいようにと仕組みを整えてきました。ツアーの報告やミーティングの情報共有などを、どんなツールを使って、どんな段取りにしたらいいか。いろいろなオンラインツールを調べて、最適化できるように改善を繰り返しています。リーダーさんや参加者さんとのコミュニケーションなどについて、加藤さんから「こうしたい」というゴールが示されるんです。でも、そこに解決策の答えがあるわけではないので、自分で工夫しながら実行していく。大ナゴヤツアーズに関わった当初は、取り立てて得意なこともなかったのですが、やり方を模索して提案するうちに、できることは増えていったと思いますね」

誰もカタチにしたことのない事業だからこそ、一つひとつの仕事にチャレンジと成長の可能性があるのかもしれません。続けて、大ナゴヤツアーズで働く面白さも聞いてみました。

「サラリーマンの時よりも、思いがけない発見や出会いは増えました。ツアーでは初めての体験ができて、個性豊かなガイドさんたちとも一歩踏み込んだ距離でお話しできます。加藤さんが事務所で誰かと打ち合わせしているのを聞いているだけでも、驚くことがよくありますよ」

「なかでも、オーダーメイドの人工乳房を研究、製造している企業のツアーはとても印象深かったですね。社長の妹さんが乳がんで乳房を切除したのをきっかけに、「可愛い下着を着けたい」という希望を叶えるようと、3年かけて人工乳房を開発したというエピソード。工場見学で職人さんが話してくださった、がんの当事者にならないと踏み込めないお話。「みなさんが病気や事故で体の一部を失った人たちにまちで出会うことが少ないのは、その人たちが人目を気にしてあまり出歩かないからなんです」という言葉には目が覚めるようでした。困っている人をなんとかしたいというものづくりの原点をひしひしと感じたツアーです。仕事で関わりながら、こうした気づきをもらっています」


実際にツアーの現場を覗いてみると、菅原さんのお話にあったツアーズリーダーさんが、ガイドさんとの当日の進行に打ち合わせ、参加者の方へのご案内、写真や動画の撮影、進行の補助などをテキパキと担当していました。現在、リーダーは15名ほど。普段はそれぞれ会社員や自営業者として働く人たちが、ツアーの開催される土日祝日を主として関わっています。参加者の方々に喜んでいただけるように、ツアー中のコミュニケーションや後日送られる記念写真の撮り方などについて、学び合う機会もあるそうです。加藤さん、菅原さんがいないツアーもあるようですが、リーダーさんたちはどんな思いで関わっているのか、リーダーの犬飼さんに聞いてみると。


「私は、観光のお仕事をしているわけでもなかったので、おふたりや他のリーダーさんたちに教えていただきながら、ひとりでツアーを回していけるようになりました。自分が現場できちんと動けなくて、悔しいなと思ったこともありましたね。その都度、加藤さんも菅原さんも丁寧にアドバイスをくださって、いつでも頼りにできる存在です。リーダーの中には、お仕事の関係などでミーティングに参加できない人もいますが、遠隔でも意見交換できるように菅原さんが取りまとめてくれます。参加しやすい環境を考えていただけるのは嬉しいですね」

「ツアーでは、参加者さんと一緒に楽しんで、歓声をあげたり質問してみたり、少しでも盛り上げられるように心がけています。ものづくり系の体験があって、みんなで完成の瞬間の喜びを共有できるツアーもあるので、そうした場面が素敵な思い出になるように、お手伝いがしたいです」

イキイキと笑顔で話してくださった犬飼さん。ツアーズリーダーの先輩たちからも、ツアーのコツをたくさん教えてもらえそうですね。


事業の広がりに伴い、菅原さんのように固定で関わるスタッフが必要となり、今回の募集に至りました。主な業務は、「週末中心に月6回のツアーの進行」「事務局業務のサポートと改善の提案」「SNSでの情報発信」など。まずは、ツアーズリーダーのお仕事と事務局のお仕事に携わる予定です。さらに今後は、既存業務の改善や新規事業の展開に携わることも考えています。加藤さんに、新しい仲間に期待することを聞いてみました。

「自分のキャリアを生かして、大ナゴヤツアーズでできることにチャレンジしてもらいたいです。ライター経験があって、文章を書くスキルを生かしたい、伸ばしたいという人であれば、「まちの新しいWEBメディア」を提案してもらうのも大歓迎。また、コロナが広がりツアーが中止になった時にも、リーダーさんたちと「今できることのアイデア」を出し合って、ツアーガイドさんの営むオンラインショップの紹介もブログでしてみました。今後、東海エリアの面白いものを、つくり手のストーリーとともに発信・販売する大ナゴヤツアーズらしい「オンラインストア」もECサイト運営の経験者さんから提案してもらえるなら、喜んで新事業の模索もしていきたい」

「「自分のできること×大ナゴヤツアーズで求められること×ナゴヤを面白がれること」の図式で、組織とスタッフがお互いの可能性を引き出しあえる職場でありたい。お話ししたように、東海圏には豊富な資源があります。人がいます。経済圏としても成熟しています。やれることは無限大です。妄想するだけで楽しくないですか?」

「新しい挑戦の機会を探しているけれど、具体的にしたいことがわからない人、どこで自己実現できるかわからない人にとっても、この地域での新事業づくりに関わりつつ、成長できるチャンスを得てもらえるでしょう。あなたのやってみたいことも聞かせてもらえたら嬉しいです」


アイデアを綴っているノートを見ながら語ってくれました(写真はイメージです。実際のノートには日々の書き込みがビッシリ!)。加藤さん自身も妄想が止まらないようです。一つひとつの言葉に熱意とパワーを感じました。お話を聞くと、大ナゴヤツアーズのさらなる展開へのワクワクをきっと共有できるはず。興味を持った方は、フォームよりご応募いただき、大須の事務所を訪ねてみてください。

※1 やっとかめ文化祭は、芸どころ名古屋の歴史や文化をまちのあちこちで楽しむことができるイベント。NPO法人大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワークも実行委員会に参画。

(取材 2020/7/7 小林優太)

大ナゴヤツアーズ実行委員会
募集職種 事務局スタッフ
契約形態 業務委託契約
(契約期間は特に定めておりません。ご相談の上、決定させてください)
給与 月給60,000~100,000円
(交通費含む。働き方に応じて上記の金額に限りません。柔軟にご相談いただけたらと思います)
仕事内容 ・ツアーのアテンドスタッフ(月6回以上)
・事務局業務のサポート・改善
(具体的な業務内容は、面談で得意なことをうかがいながら決定します)
・月1回のスタッフミーティングへの参加
勤務地 愛知県名古屋市中区大須3-42-30 1F
(基本的には在宅で勤務していただく予定ですが、ミーティングなど必要に応じて事務所へ来ていただくこともあります)
勤務頻度、時間 ツアーアテンド:1回あたり2~6時間(ツアーの内容や場所によります)
事務局業務:週2日程度の作業量を想定
休日休暇 特に定めていません。仕事のペースに合わせて休暇をとってください。
※月1回のスタッフミーティングは必ず参加してください
応募資格 ・社会人経験がある方
・20代~40代
・基本的なパソコンスキルがあること。Word、Excelが利用できること
・ご自身のSNSアカウント(Facebook、instagram、Twitter)をお持ちの方、もしくは今後登録可能な方
・自家用車を所有(必須条件ではありません)
・デジタルカメラを所有(必須条件ではありません)
募集期間 2020年8月31日(月)まで
(上記日程で採用が決まらなかった場合、決まるまで募集を継続します)
採用予定人数 1人
求める人物像 ・活動理念に共感できる方
・まちを知ることを面白がれる方
・大ナゴヤ大学の活動など学び合いの場づくりにも興味がある方
選考プロセス お申込み(書類審査)

面談(オンライン可)

採用




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大ナゴヤ大学 はたらく課では、求人情報を掲載させていただける企業を募集中です。
メール:info@hatarakuka.jp