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2021-06-14

「この家、このまちで暮らしたい」と思える出会いの演出家。不動産の魅力を伝えるクルーの、新たな一員に|株式会社インターブレインズ


※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。

「広告代理店だけれど、広告をつくるのが目的じゃない。広告代理店らしくない会社なんです」

取材の冒頭、こんな一言が飛び出しました。
話をうかがったのは、株式会社インターブレインズの水野雅司さん。
インターブレインズは、住宅・不動産の販促広告に関する企画提案や、コンサルティング事業を展開する、不動産業界に特化した広告代理店です。本社のある名古屋をはじめ、東京・大阪の3エリアに拠点を構え、従業員は全拠点合わせて30名程度。少数精鋭ながら取引先のほとんどが大手企業で、鉄道系不動産企業やハウスメーカーといった、誰もが一度は耳にしたことのある有名企業も名を連ねます。

多くの企業のパートナーとして成長していくため、インターブレインズでは新たに営業職を担うクルー(仲間)を募ることになりました。クルーの主な仕事内容は、企業にとって有効な広告展開の企画・提案、そして実現を担うこと。既存顧客に対する新案件開拓などにも携わることができるそうです。

さて、気になるのは冒頭の言葉です。
「広告代理店だけれど、広告をつくるのが目的ではない」とは、どういうことなのでしょうか?

「当社の事業コンセプトは『Housing Client Developer』。住宅・不動産企業の住まいのユーザーを創り出すことをめざしています。物件を購入する、住まいのユーザーとなるのはどんな人なのか。顧客と一緒に考えていくのが、私たちの仕事。その中のひとつに『広告を企画する』というアクションがあるに過ぎないのです。
ユーザーを創り出す上で、私たちが最も重要視するのは『知る』姿勢。例えば、物件のあるエリアを深く知るために何度も足を運んだり、地域の商店街にヒアリング調査を行ったり。中には、物件のあるまちに引っ越して、そのまちで暮らしながら土日には顧客の担当者のところへ顔を出し、展示会の設営を手伝う者もいます」

仕事のために引っ越し!?思わず面食らってしまいました。話と併せて、水野さんが見せてくださったのは、過去にインターブレインズで手がけたプロジェクトの報告書。内容に目を通すと、プレ(前段)期のさらに前段階から、プレ期、そして販売期までにインターブレインズが行った施策が、数十ページにわたりまとめられていました。特にプレプレ期の施策の多様さに、思わず「ここまでやるの?」とこぼしてしまうほどです。しかし「ここまでやるのが当社の文化であり、選ばれるに至る“価値”なのです」ときっぱり。

「“ユーザーにとって本当に必要なアクションは何か”がわかれば、効率的に情報を届けられる。そう確信しているからこそ、源泉となる“ユーザー像を描くこと”に手を抜けないのです。
仕事をしていると、気づかぬうちに手を抜いてしまう瞬間があると思います。でも、そんなちょっとした手抜きはダイレクトに結果にあわられます。これは、良くも悪くも当社の特徴といえるでしょう」

時には、顧客に対して必要以上の広告展開は控えるべきでは、と提案することもあるといいます。確かに「広告をつくること」を目的としていたら、この提案は発想すらできないかもしれません。水野さんも「顧客の数、物件の数だけ答えがある、非常に奥の深い仕事です」と続けます。

全力で考え抜いた末に展開されたいくつもの広告企画は、非常にバリエーションに富んでいます。過去には、基本プランがすでに決定している分譲マンション物件に対して、ユーザーの動機づけとなる新たな付加価値を見出してほしいとの要望を受け、西向きの造りを「早朝に強い日差しが入らない、眠りを妨げず快眠できる造り」と解釈。有名健康器具メーカーの監修のもと、健康的で質の高い睡眠を得られる物件として、広告を展開しました。

「そんな解釈ができるとは!?」と驚かされるとともに、「なるべくしてなった」と言わせる、説得力の強さを感じます。コンペに際しては、名だたる大手広告代理店を差し置いてインターブレインズが勝ち抜き、長いお付き合いとなることも珍しくないというのもうなずけます。

水野さんの話を聞き、仕事をするには専門スキルが必須というイメージを持ちましたが、「求めるのは、素直で真面目で、前向きに努力を惜しまない人」とのこと。現在の従業員の多くは、新卒・第二新卒入社、あるいは業界未経験からの中途入社がほとんどだそうです。

「業界経験は特に重視されるポイントではありません。むしろ業界の常識や固定概念、効率重視の発想にとらわれていては、この役目は果たしきれないとも思います。
会社としても、意欲と素質があれば、若手にも大きな仕事を積極的に任せていく方針です。『経験から学ぶ』という、ちょっとオールドスタイルな教育体制なので大変さもありますが、その分本人の素質と努力が合わされば、猛スピードで成長できると思います。成長する面白さは強く感じてもらえるのではないでしょうか」

首都圏本部の奥山智尋さんは、新卒入社1年目ながらすでに大手企業の案件を任されるなど、周囲の期待が厚いメンバーのひとり。大学生の頃は応援団の主将を務めた経験のあるエネルギッシュな女性です。就職活動中は、漠然と「何かをつくる仕事に就きたい」と考えていたそう。

「自分が描いたラフをもとにできた、販促物の見本を初めて手にしたときは、すごく感動しました。案件数も多いので、コンスタントに『つくる』達成感を味わえます。それに、つくったものがお客様の役に立てば、なおのことうれしいですし、やりがいにつながっていますね」

社会人1年目の奥山さんが仕事で関わるのは、業界に精通する年上の人ばかり。業界経験も、人生経験も、まったく異なる人と仕事をするとなると、萎縮しないようにするのが精一杯になりそうです。でも奥山さん、「1年目という『わからないことだらけ』の時期だから、できる方法っていうのもあるんですよ」と続けます。

「ユーザーの方は、きっと私と同じくらいか、それ以上にいろんな『わからないこと』を抱えていると思うんです。一大決心して家を買うわけですし、失敗もしたくない。そんなユーザーの心理に寄り添うには、まず私の中にある『わからないこと』を見過ごさないというのが、大事な視点のひとつだと思っています。
それに、素朴な疑問って、私自身にとって学びにつながる大事なきっかけですから。クライアントや社内の先輩など、私の何倍もの知識量を持つ人たちに、ユーザーに代わってどんどん『わからないこと』を聞いて、学んでいく。得たノウハウを自分の糧にしながら、より良い仕事につなげていきたいと思っています。ただこの方法、バンバン使えるのは若手のうちだけ。早く使い切りたいですね(笑)」

取引先での打ち合わせでも、社内での先輩とのコミュニケーションでも、どんどんと疑問点を口にして、その場で学び、理解を深めていく奥山さん。「昔から『変わってる』って言われてきたので、良い意味で相手の反応を気にせず、ぐいぐい行動していますよ」といたずらっぽく語る姿に、奥山さん自身が、自分の成長を楽しんでいるのだなと感じました。
水野さんも「1年目らしい危なっかしさもありますが(笑)、理解度の高さに頼もしさを感じます。当社の経営にも関わるような大きな案件を、1年目でも任されることがあるというのは、他にはない特徴と思います」と語りました。

名古屋本社にも「とっても真面目で、仕事が丁寧!」と太鼓判を押す、今後の活躍を期待される人が。中途採用で入社した、北原祐子さんです。聞けば北原さん、前職は幼稚園教諭で、まったくの業界未経験者。プライベートでは子育てに励むママさんでもあります。「30代という年齢的にも、新しいことに挑戦する最後のチャンスと思って」とインターブレインズの求人に応募。約1年前にアルバイトでの採用となり、その後契約社員、正社員とステップアップしていったそうです。北原さんも「まさか自分が営業になるとは思っていませんでした」と振り返ります。

はじめは営業アシスタントとして広告制作に必要な資料収集や、広告掲載許諾の依頼など、大小さまざまな業務を営業に代わって対応してきました。やりがいを感じながら仕事にあたっていた中、転機が訪れます。入社から約3ヶ月後、上司から「営業になってみては」と提案されたのです。

「私の仕事ぶりを認めてくださっての打診だったので、率直にうれしかったです。ただ、営業となれば企画を考える立場として、主体的に行動しないといけません。自分にそれができるか、不安もありました」

実際、営業となってからは、何度も難しさに直面することに。そのたびに北原さんは先輩や上司に相談しながら、一つ一つ乗り越えてきました。周囲の「まずは自分で思ったことを実践してみよう」といった後押しにも勇気づけられ、だんだんとできることが増え、今まで以上に楽しくなっているとにっこり。

いろいろなまちの魅力に触れられるのも、営業の仕事の醍醐味の一つです。最近手がけた仕事では、「せっかくなら、お越しいただいた方には物件だけでなく、周辺のまちをひっくるめて『ここで暮らしたい』と感じてもらいたい」と、物件近くにある商店街とコラボし、オリジナルの商品券を作成。商品券を内覧会の来場者にプレゼントしたそうです。

「思えば、未経験で広告の世界に飛び込んで以来、チャレンジの連続でした。でも、何かにチャレンジできるタイミングって『いつか訪れるもの』ではないんですよね。大事なのは、チャンスが訪れたときに『やりたいかどうか』をしっかり見極めることなのかな、と。
上司や先輩は、仕事ぶりをみてどんどん背中を押してくれます。あとは、自分が一歩踏み出すだけ。その一歩が、思ってもみない場所に連れていってくれるのだと思います」

経歴などはまったく違うものの、同じ1年目である奥山さん、北原さん。それぞれの話しぶりから、おふたりが前向きに、楽しみながら「自分らしく働く」に向き合っているのが感じられました。水野さんも、次のように語ります。

「奥山さんや北原さんだけでなく、当社で働くクルー全員がそれぞれに得手不得手を持ち合わせ、自分の個性をとがらせています。他にはない個性が、本人にとって武器であり、当社の財産なのです。
今期から、資格取得の補助制度もスタートしました。クルーのさらなる成長に期待しています」

個々のクルーが個性を磨いていくことが、インターブレインズの成長につながり、クルーのさらなる活躍につながっていく。そんなサイクルが、「この家に、このまちで暮らしたい」と思える、素敵な出会いをつくり続けていく上で欠かせないのだろうと思いました。自分がサイクルに加わったら、どんなふうに自分は成長できるのか。どんな「自分らしさ」を見つけられるのか。想像すると、ワクワクします。

インターブレインズには、こんな言葉があるそうです。

「小さくとも、ひときわ輝く星のように」

会社自体はもちろん、クルーがそれぞれに「個性を輝かせてほしい」という思いを込められています。
そんな、一人ひとりの個性のきらめきが、顧客の利益を生み出し、住まいのユーザーの未来をより良いものへと導いていく上での「道標」となるのかもしれません。

(取材:2021/4/22 伊藤成美 )

株式会社インターブレインズ
募集職種 プロモーション企画営業
契約形態 正社員(試用期間3ヶ月/待遇同じ)
給与 月給25~43万円+賞与2回+決算賞与(業績による)
待遇・福利厚生 社会保険完備、通勤交通費全額支給、時短勤務制度、地域限定社員制度、インセンティブ制度、スキルアップ制度(資格取得費用の補助)、ハッピーバケーション(某有名パーク ペアチケット)、社員旅行 等々
仕事内容 私どもインターブレインズは住宅・不動産会社様へ販促企・コンサルティングを行っている会社です。『広告枠を売る』『チラシ制作を請け負う』といった営業ではなく、パンフレット、WEB、地元商店街とのコラボイベントからノベルティやモデルルームのプロディースなど手法にとらわれない企画を立案し、実施していきます。
物件の早期完売に向けて、住宅・不動産会社様のパートナーとして取り組んでいきます。
ワクワクするような企画を一緒に考えませんか?
【事例紹介】
≪快眠ルーム≫
 健康器具メーカーとコラボし、健康をテーマとした住空間をプロデュース。メディアにも取りあげられ話題となる。
≪輸入車試乗会連動企画≫
 住宅と車のセット販売も可能に。インパクトと高級感を両立させたプロモーションで契約にもつながり、事業主から高評価を得る。
≪ラクダがやってくる!?≫
 珍しい動物とのふれあいイベントで地域に話題を提供。集客して終わりではなく、営業機会を創出する仕組み作りが弊社の強み。
【主要取引先】
積水ハウス 大和ハウス工業 阪急阪神不動産 名鉄不動産 近鉄不動産 日鉄興和不動産 他約400社
勤務地 〈名古屋本社〉名古屋市中区金山1-2-4 IDエリア4F
〈首都圏本部〉東京都中央区日本橋本石町3-1-2 FORECAST新常盤橋ビル9F
勤務時間 9:00~18:00 (うち休憩60分)
休日休暇 土・日・祝(※年数回土曜日出勤あり)
応募資格 新たな仕事で成長したい!と思っている方
求める人物像 営業のご経験や広告・不動産業界ご経験がある方はもちろん、
世の中に自分のアイデアを送り出したい方、誰かの役に立つ企画を考えたい方、裁量を持って働きたい方、企画力や新たなスキルを身に付けたい方
募集期間 6月15日~7月14日まで
採用予定人数 1名程度
選考プロセス 専用フォームから応募
1.書類選考(履歴書・職務経歴書)
2.面接(1・2回)
3.最終社長面接
4.採用
※選考過程でSPIを受けていただくことがあります。

※この仕事は募集終了いたしました。ご応募どうもありがとうございました。


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