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2015-03-16

ソーシャルビジネス×はたらくを終えて


ソーシャルビジネス×はたらくを終えて

日曜日は、かものはしプロジェクトの共同代表の村田さんを迎えてのイベントを実施しました。
テーマは、ソーシャルビジネス×はたらく。NPOと聞くと、ボランティアで活動していたり、助成金をもらいながら活動しているというイメージがあるかもしれませが、かものはしプロジェクトさんは、寄付金であったり、自主事業を展開しながら、「子供が売られない世界をつくる」活動をしています。寄付金も1億円を超えています。

ソーシャルビジネス×はたらくを終えて

活動拠点は、カンボジアで、主に農村部で活動しています。子供が売られてしまうのは家庭が貧しく、子供も稼がなければいけない状況で、仕事をする中で知らないうちに売春宿につれていかれたり・・・。

この問題を解決する為に、職業訓練と雇用により家庭の収入を向上させる”い草”の雑貨工房を運営しています。当初は、カンボジアの都市部でパソコン教室等の職業訓練を展開していたが、農村部での問題の方が深刻であることがわかり事業をシフトさせたそう・・・。

しかしながら軌道にのっている事業をやめて、問題(インパクト)が大きい方に事業をシフトさせていくことは、大変な経営判断だったそう。チームが分裂しかけたとか・・・。儲かるかよりも、ソーシャルインパクトの最大化を大事にする。経営者として、本当に難しい判断だと思います。

また、売れない状況をつくっていくことも大事で、警察が取り締まるためのサポートや教育までもしています。

さらに、カンボジアでの問題は、だいぶ落ち着いてきたので、現在は、インドでも事業展開しているそう。今後も活動を応援していきたいと思います。

ソーシャルビジネス×はたらくを終えて

今回のイベントでは、以前、はたらく課でもインタビューさせていただきた尾藤さんに、コーヒーの提供をお願いしました!

特別にかものはしブレンドをつくっていただくなど、本当においしいコーヒーがあると、
場が和みますね♪ありがとうございました!

ソーシャルビジネス×はたらくを終えて

村田さんのお話を聞いた後は、自分がどう感じたのかをアウトプット。言葉に出したり、他の方の意見に耳を傾ける時間も大事だと思っています。多様な価値観にふれることで、自分の価値観の幅も広く深くなる。こうやって少しづつ意識が変化していく。

儲かるかよりも、ソーシャルインパクトを最大化することを選ぶ人が増えると、もっと世の中がよくなるのはず。まちづくりも同じだと思います。しかし、ソーシャルインパクトを最大化させることと、事業を継続させることのバランスは難しですが・・・・。

運営にはまだまだ課題がありますが、引き続きはたらく課では、”はたらく”を考える場をつくっていきますので、是非ご参加ください!

次回は、4月8日(水) 19:30〜 社会人1年目のはたらく を開催する予定です。お楽しみにに。

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