はたらく飯 第6回 大須 鯱市のカレー煮込うどん
矢場町駅と上前津駅のちょうど真ん中あたり。
大津通から赤門通へと曲がってすぐのところ。
創業明治40年の味噌煮込うどん専門店「山本屋本店」の姉妹店、「鯱市」があります。
老舗の姉妹店とは思えないポップな外観。お店に入ると、ロードバイクのフレームが天井に飾られていたりと内装も音楽も若者向け。お水やお手拭もセルフでと、気さくな雰囲気にほっとしつつも、以前テレビで取り上げられていたこともあり、期待に胸を躍らせます。定番メニューのカレー煮込うどんにチーズトッピングをつけて注文しました。
もともと山本屋本店の味噌煮込みうどんが大好きな私。もちろん思い立ったら一人でもすぐ足を運びますし、飲み会続きで調子がよくないときなんかには、特に食べたくなるメニューです。きっと美味しいに違いない!とわくわくしていると、お通しのポテトチップスが机の上に。お店の雰囲気に驚いていたのに、またもや驚かせてもらえます。
そうこうしているうちにカレー煮込みうどんが運ばれてきました。服が汚れないようにと渡してくれた紙エプロンを装着し、舌を火傷しないように気をつけながら、まずはそのまま頂きます。あっ、やっぱり麺が硬い。大好きな山本屋本店と同じ麺のようです。少ししてから次はチーズを乗せて。味に酸味とマイルドさが加わり、また違う味に。いろんな楽しみ方ができるのは、なごやめしのひつまぶしを思い起こします。
次はランチタイムに無料でついてくるご飯にカレーをかけて頂きます。だしが味噌煮込みうどんと同じようで、チーズと絡まって和風のカレーリゾットといった趣き。最後はお通しのポテトチップスをカレーにディップして頂きました。
はぁ・・・おなかいっぱいではち切れそうです。
ここは普段使いはもちろん、食べ方が面白いので、名古屋に遊びに来た友達を連れて行ってもよさそうです。味噌煮込みうどんも味噌カツもひつまぶしも食べたことがある人に、また違った提案ができそう。
さて、スパイスのおかげで元気になったので、午後からもがんばれそうです。