2016-12-20
国際協力もまちづくりも本質は同じ!?【しごとバー@名古屋】
グローカルでいかナイト【しごとバー@名古屋】開催レポート
しごとバー@名古屋は、さまざまな働き方、生き方をしている方をバーテンダーとして迎え、はたらくことについて楽しくお酒を飲みながら語るバー。日本仕事百貨さんが東京で開催しているしごとバーの名古屋版。月に1回ぐらいのペースで開催しています。
12月は、現在は名古屋の港でまちづくりをおこなう港まちづくり協議会で働き、青年海外協力隊やNGOのスタッフとしてアフリカで働いていたという国際協力の経歴ももつ稲葉久之さんを迎えて「グローカルでいかナイト」を開催しました。
アフリカと日本でまちづくりを経験
稲葉さんは、アフリカ(セネガル、ジブチ・ザンビア)と日本を約3年ごとに行き来しながら、地域住民の方々と直接関わる現場で、何かを企画していくというよりも、ファシリテーターとして地域課題に取り組むことを、十数年間やってきたそう。
アフリカでの経験を通して、自分がしてきたことは、日本ではどうなっているのだろうと疑問がわき、日本に戻ってきた時に、まちづくり活動をしている方たちと一緒に勉強会を開催。行動する中で、港まちづくり協議会で人を募集している話を聞いて、日本のまちづくりの仕事に関わることに。
アフリカと日本のまちづくりの違い
国際協力と日本のまちづくりを両方経験してきた稲葉さんからは、両方の共通点や違いのお話もありました。
意識していなくても先入観を持って物事の考えていることはよくあり、何もわかわないという状態を自分の中に作り出すことも大切ですね。
稲葉さんのお話を聞いて、目の前にある現実と向き合い、そこからの気づきを大切に、自分で考えながら行動する軸を持つことで、はたらく場所や環境に依存しない働き方を実現できるのではないかと思いました。
今年最後のしごとバー@名古屋。来年の開催も楽しみにしていてください。
もちろん違いもありました。アフリカまで文化の違うところに行くと割り切れて、何もわからないという前提でいれます。どんな些細なことでも聞いて確認しないといけないという意識が芽生えました。日本だと似たような環境で生活しているため先入観を持ち、そこで終わらせていることもある。現地を知ることや課題を理解することは、逆に日本だと難しいこともあると感じました。