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2016-04-20

はたらく推薦図書 第10回  自分のはたらくは誰に価値を提供してる?マーケット感覚を磨く5つの方法。


マーケット感覚

価値観の多様化や人口が減少していくなど世の中の構造が変化していく中で、大量生産・大量消費の時代と同じ価値観で仕事をしていくことは少しずつ難しくなってきています。一方で、身の回りの様々な価値に気づき、その価値を提供するサービスを独自に展開する仕事も増えています。社会問題を解決するNPO等が展開しているこれまでになかった事業もそうかもしれません。

このようにこれからの“はたらく”を考えていくうえで、価値について理解することが大事になってくると思い、ブロガーのちきりんさんの『マーケット感覚を身につけよう』を読み始めました。

本書の中でマーケット(=市場)とは、以下のように定義されています。

・ 不特定多数の買い手(需要者)と不特定多数の売り手(供給者)が、
・お互いのニーズを充たしてくれる相手とマッチングされ、
・価値を交換する場所


お金を介在しなくても成り立つ物々交換、就職活動や学校選びなども市場といえます。色々なことが市場化していく中で大事なことは価値について正確に見極める力だと書いてありました。

NPO業界は、そもそも市場がない分野が多く、誰に対してどんな価値を提供するのかという部分を徹底的に考えさせられます。組織の論理ではなく、サービスを利用する人の目線に立って考えます。今後は、NPOに限らず企業においても同様に、マーケット感覚がますます大事になっていくと感じています。

このマーケット感覚を鍛える5つの方法も紹介されていました。

・プライシング能力を身につける
・インセンティブシステムを理解する
・市場に評価される方法を学ぶ
・失敗と成功の関係を理解する
・市場性の高い環境に身をおく


自分の”はたらく”は、誰に対してどんな価値を提供しているのだろうかと、改めて考えて良い機会になりました。

タイトル:マーケット感覚を身につけよう
著書:ちきりん
出版社:ダイヤモンド社